三流作家の雑記帳

三流作家、葉山洋三が日々感じたことを記すブログ

1日15分でマスターするBlenderトレーニング:第19回(UVマップ)

今日は新しい機能を使って、瞳をテクスチャに変更したいと思います。

今までのレンダリングを見て「別にそのままでもいいじゃん」と思う方も居られると思います。
ただ、目のポリゴンの形状の関係から、右の方を見るなどして目玉を動かすと、顔を突き破ってしまいます。
顔の造形をしっかりすれば回避出来るのですが、テクスチャにする方が簡単です。
私が試行錯誤した独自のやり方なので、もっと簡単な手順があるかと思いますが、結果はご満足頂ける……はずです。

まあ、やってみましょう。
今回は新しい機能、UVマップを使います。
まずは画面を2画面にします。
下図の部分を左にドラッグして下さい。
Blender19-1.png

画面が分かれるので、右側のエリアのキューブっぽいアイコンをクリックします。
そして、UV/Image Editorを選んで下さい。
Blender19-2.png

すると、上部の画面が変わったかと思います。
次に下図の+アイコンを押します。
Blender19-3.png

出てくるメニューで下図のように値を入力します。
これはテクスチャサイズを決めるものなので、大きいほど綺麗になります。
まあ、512もあればかなり高画質になるかと思います。
ついでに名前もEyeとかにして、OKを押しましょう。
Blender19-4.png

左画面で目玉を選択し、エディットモードに入ります。
服とかのテクスチャを作る場合はシームという手順が要るのですが、今回はAキーで全部選択しましょう。
Uキーを押して、Unwrapを選びます。
Blender19-5.png

目玉っぽいものが右画面に出てきたと思います。これでUVの展開が完了しました。
UVsメニューからExport UV Layoutを選び、ファイルを出力して下さい。
Blender19-6.png

こんなのが出来たと思います。
これは目玉の座標情報と思って下さい。
ここに合うようにテクスチャを描いていきます。
Blender19-7.png

さあ、ペイントソフトで色を塗っていきます。
が、私は絵心がないので、Blenderで作りますw
しかし、512×512は大き過ぎたかもしれませんね……。

完成しましたでしょうか? 
もうUV側の画面は必要ないので、画面分割時と同じアイコンを左側から右側へドラッグして消しておきましょう。

では、片目を選択して、今まで設定したマテリアルを-アイコンで全部消します。
その後、新規に一つ追加して、Eyeという名前にしておきましょう。
Blender19-8.png

そのまま隣のテクスチャ設定に移ります。下図のアイコンをクリックです。
そこでNewを押して下さい。
Blender19-9.png

TypeでImage or Movieを選び、Image欄の読み込みボタンからeye.pngを開きます。
これで先程作ったテクスチャが設定されました。
Blender19-10.png

このままだと座標が合わないので、下の方にスクロールしてMapping欄を下図のように設定します。
これはUVを使う時のお決まりの動作なので、流れで覚えてしまいましょう。
では、レンダリングしてみて下さい。
私は瞳孔が大きかったので、下図に見えるSize欄で調整しました。この値を大きくすると、何故かテクスチャが小さくなります。
逆の方が分かりやすいと思うのですけれど、UVを大きくするってことかなあ?
Blender19-11.png

目のハイライトも作りましょう。
こんな感じです。透過背景に白のハイライトで作ってあるので、何も見えないかもw
クリックしてダウンロードしてもらえると分かるかもです。
ちなみに私はフリーのPictBearというソフトを使っています。
Blender19-12.png

ハイライトのテクスチャを追加します。目と同じようにUVも設定して下さいね。
あと、順序はこの通りにして下さい。右側の△アイコンで移動出来ます。
Blender19-13.png

レンダリングしてみました。
ハイライトがある左目がテクスチャの目です。
Blender19-14.png

次は反対側の目ですが、ここで一工夫します。
テクスチャを適用していない目をクリックして、Nキーで出てくるメニューからX座標をコピーします。
で、この目は消しましょう。そして左目をShiftキー + Dキーでコピーし、ESCキーを押します。
そのまま、コピーした座標を同じ位置に貼り付けると、反対の目が完成します。
Blender19-15.png

鋭い方は「何でCtrlキー + Mキーで対称コピーしないんだ?」と、疑問に思われたかもしれません。
それは次の操作の為です!

Mappingのテクスチャ欄にOffsetという項目があります。
目とハイライトのテクスチャをそれぞれ0.1とかにします。
Blender19-16.png

さあ、レンダリングをしてみましょう!
ジャジャーン! マリベルの視線が右を向いています。
そうなんです。先程、対称コピーしなかったのは、それをやると寄り目になってしまう為だったのです。
ハイライトを瞳に描き込んでもよかったのですが、こうやって分けておけば、小刻みにハイライトだけを動かすことによって、目をウルウルさせられます。
いや、実際にやったことはないのですが、理論上は出来るはずですw
Blender19-17.png

前回で仕込んだシェイプキーを合わせれば、こんな表情も簡単に作れます。
一気に表現の幅が広がってきましたね!
Blender19-18.png


いかがでしたでしょうか?
少し複雑に感じるかもしれませんが、このUVマップは服の模様を描いたりとか、幅広く使える技術です。
分からないことがあったら、コメントで質問して下さいね。ほんと、質問が何もなくて本当に寂しいですw

次回はいよいよ簡単なアニメーションにチャレンジします!
お楽しみに。
  1. 2013/04/24(水) 20:48:07|
  2. Blender
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