才能も無く、努力もせず
そのくせ与えられるものに不平を言って
努力する人間の足しか引っ張れないような奴は
目を瞑ってどっか隅っこに挟まって
口だけ開けて雨と埃だけ食って辛うじて生きてろ
ご存じの方にとっては古い内容となります。
この文章、ジャンプで「BLEACH」を連載中の久保帯人先生が、ファンから色々と言われ、ぶち切れて返信したものです。
私はつい最近知りました。
関連した記事を読み返してみると、煽り耐性がなさ過ぎるとか、色々言われていたようですね。
でも、これは仕方ないと思います。
漫画に限らず、万人から好かれる作品というものは存在しないので、当然ながら批判的な意見も出てきます。
BLEACHクラスの人気漫画になると、ファンの数も凄いことになるので、批判的な意見も100や200ではないはず。
言う側は一人に対してですが、久保先生側から見るとそうではありません。
殺人的なスケジュールの週刊連載を頑張って続けているところに、心ない言葉を容赦なく浴びせられたら、怒ってしまうのも無理はないと思います。
まあ、それはともかくとして、私が感銘を受けたのはこの言葉です。
怒り心頭な状態でこれだけ詩情に富んだ返信が出来るのは凄いなと。
きちんと韻も踏んでいますし。
こんな状況では安易に黙れや死ねとか言ってしまいそうなものですが、さすが一線級のクリエイターは違いますね。
私も先日、みのもんた氏を痛烈に批判する記事を書いてしまいましたが、反省しないと……いや、作品に対する誹謗中傷と、セクハラ行為の糾弾は全く別物ですね。
そういった件に関しては遠慮無くいかせてもらいましょう。
それにしても、身が引き締まる思いのする文言ですね。
怠けそうになった時、これを思い出して頑張りたいと思います。
座右の銘にしたいくらいです。
久保先生、素晴らしい金言を有り難うございます!
- 2013/10/04(金) 19:07:30|
- 雑記
-
| トラックバック:0
-
| コメント:0