前回はEmitter(粒子っぽいやつ)の説明をしました。
今回はHair機能をご説明します。
とは言え、私はリアルキャラを作ったことがありません。
マリベルの背景で使った草むらとかには使用したものの、経験が足りないので上手く扱えないかもしれません。
その為、不出来なものが出来るかもしれませんが、ご了承下さい。
今回はお猿さんのスザンヌに毛を生やしてみたいと思います。
Monkeyを作成します。

前準備として、Weight Paintで毛の強弱を付けます。
やり方はSoft Bodyの講座であったのと同じです。
赤くなる箇所ほど毛が沢山生えますが、後でカット出来たりするので、面倒な方は飛ばしてもOKかと思います。
こんな感じにしてみました。

Particleを追加し、TypeをHairにして下さい。
その瞬間、スザンヌがハリネズミみたいになるかと思いますw

着色する為にマテリアルを追加します。
ここでは001が肌の色、002を毛の色として使うことにします。

例によって細かい説明はWikiや日本語表記を参照して下さいね。
とりあえず、Hair Lengthを下げて毛の長さを調節しましょう。
今回はChildrenも使います。
何故かというと、毛の数を増やすと後で説明するParticle Modeでの編集が大変になってしまう為です。
これはParticle Modeには現れませんが、レンダリング時にはきちんと毛として存在する便利な機能です。

レンダリングしてみましょう。
スザンヌの代わりにタワシが現れました!

ご心配には及びません。ここからです。
Hairを設定したオブジェクトにはParticle Modeが現れますので、それに切り替えます。

まあ、これもSculptとかと同じ感じです。
左上のBrushで毛を引っ張ったり、切ったりする機能が切り替えられます。
では、久し振りに出来を競うとしましょうか。
皆さんも色々編集してみて下さい。

出来ましたよ、凄いのが。
私は山登りをするのですが、こんなのに遭遇したら腰を抜かすと思います。
いや、これはもう人類の危機を感じるレベルです。

最後に一つ、分かりにくい設定があるので、ご説明しましょう。
マテリアルタブのStrandで根元と先端の太さを変えられます。

編集画面上では分かりませんが、レンダリングするとこんな風に設定が活きています。

今回はここまで。
そろそろSmokeの説明をしたいのですが、最近Unityの勉強を始めたので、なかなか動画を作る時間が取れません。
よって、しばらくはアドオン機能をご紹介していきたいと思います。
簡単に使えるにもかかわらず、凄く重宝する機能ですよ。
それでは。
- 2013/06/12(水) 20:33:09|
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