三流作家の雑記帳

三流作家、葉山洋三が日々感じたことを記すブログ

1日15分でマスターするBlenderトレーニング:第72回(色調の変化)

今回はBlenderで作成した画像の色を変化させる技をご紹介します。
Nodeを使いますが、難しいことはありません。

まずは変化させたい画像、オブジェクトを用意します。
サンプルとして、Planeにテクスチャを貼っただけのものを用意しました。
Blender72-1.png

Node Editorを開き、Use Nodesにチェックを入れます。
この辺りは以前の講座で書いたので、分からない方はそちらをチェックして下さい。
Blender72-2.png

AddでColor Balanceを追加し、下図のように繋ぎます。
私はColor Balanceで行いましたが、人によって色々な選択肢があると思います。
Blender72-3.png

値を変更します。
こんな感じでセピア色にしてみました。
セピア色の定義は? と聞かれると困ってしまいますw
趣旨と変わってくるので感覚的なものということで。
Blender72-4.png

狙い通り、ノスタルジックな画像になりました。
Blender72-5.png

これを一歩進めてリアルタイムで変化させてみましょう。
そう、実はこの部分、Boneのように時間で変化させることが可能なのです。

下図の箇所にカーソルを合わせて、Iキーを押します。
Blender72-6.png
で、例えば30フレーム目に移動し、色を変化させてまたIキー。
これで完成です。
チェックしてみましょう。
Blender72-7.gif

時間と共に色が変化していきます。
例えばですが、Shape Keyなどを組み合わせれば、写真が朽ちていく演出なども出来るでしょう。
簡単な手順で実現可能なので、是非お試しください。

それでは。
  1. 2018/05/23(水) 22:40:47|
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久しぶりのNode

現在、作成している同人ゲームでエンディングシーンに取り組んでいます。
前にも紹介しましたが、参考にしたシーンはこちら。

余り覚えていませんが、劇場版の「瞬殺っしょ」のシーンだったかな?
project_P29.jpg

で、これも前回に紹介したものがこれ。
project_P28.png

我ながら、全然似ていません。
そこで背景を付け加えたり、Nodeで質感を変えてみたりしました。
project_P30.png

かなり似た……かどうかは人それぞれですが、クオリティは間違いなく上がったのではないでしょうか。

Nodeで使ったのはRGBのカラー調整です。
背景はそのままでも良さそうだったので、人物とシーンを分けて、そちらにのみかけました。
あと、ライトの色は夕焼け色にし、Skyのテクスチャも合わせて変更といった感じです、

問題はこのシーンが大して意味のないエンディングだということ。
同じことを本編でもやれれば良かったのですが、もはや後の祭りというものw
今更、全シーン修正などやってられぬっ。

ただ、ノウハウは分かってきましたので、(次作があるならば)そちらで応用したいと思います。
口パクアニメーションも作ったので、あとは最後にちょっと笑う感じにして、ミュージカルエフェクトを付けて完成です。

しかし、作っていて思ったのですが、恐ろしく高い建物ですね。
雲から判断するに、スカイツリーを遥かに凌駕し、山の如き高さにw
まあ、原作をチェックし直すと、カットによって顔も別人みたいになったりしますので、目を瞑るが吉です。

むしろ、こちらとしても、背景の建物を作らなくて済んで楽が出来ます。
恐らく、あったとしても作らないと思いますが……w

さーて、マミさんの声が素敵すぎるStairsを聴きつつ、一気に作成してしまいましょうか。
  1. 2018/03/20(火) 23:01:16|
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1日15分でマスターするBlenderトレーニング:第71回(Lattice)

久し振りのBlender講座です。
本記事は私自身の備忘録も兼ねているのですが、先日、Latticeを使おうとして検索したら、記事がないではありませんか。
何処かで書いたと思ったのですが、記憶違いだったようです。

ということで、今回はLatticeという機能をご紹介します。
なくても何とかなる機能ですが、使い方によってはかなり楽を出来たりします。

例として、日本刀の刀身を作りながら説明します。
こんな感じのものを用意しました。
Blender71-1.png

ここからが本題。
Shift + AキーでLatticeを選択します。
Blender71-2.png

四角いボックスが出てきますので、刀身を囲むようにサイズを変更して下さい。
Blender71-3.png

Latticeの場合、ループカットすることは出来ませんが、特別な項目があります。
下図のようにU、V、Wを増やすと、ループカットと同じようなことが出来ます。
Blender71-4.png

今度は刀身を選択します。
Add ModifierからLatticeを追加して、ObjectにLatticeを選択します。

ちなみに、このLatticeというのは作成したLatticeの名前です。
複数のLatticeを作ると、Lattice1、Lattice2とかになります。
Blender71-5.png

Latticeを選んで、エディットモードにします。
ボックスを変形するように動かしてみると、あら不思議。
刀身も変形しました。
Blender71-6.png

やっつけ仕事ですが、適当にテクスチャを貼って完成!
美しい曲線ですね。
Blender71-7.png

そう、これがLatticeの機能です。
こいつを使えば、簡単に物体を変形出来ます。

さらに変形をShape Keyにも割り当てられるので……。
Blender71-8.png

こんなことも簡単に。
Blender71-9.gif

上記のものを手で設定する場合、1つ1つにボーンを割り当てる必要があります。
考えるだけで嫌になりますね。
でも、Latticeなら数分で出来てしまうわけです。

単純に楽をしたい時や、モーフィングもどきみたいなことまで、幅広く活用出来るLattice。
是非、使ってみて下さい。

それでは。
  1. 2017/03/10(金) 20:32:33|
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1日15分でマスターするBlenderトレーニング:第70回(モザイクをかける)

制作している同人ゲームですが、遂にモザイクが必要なところまで到達しました!
喜ばしいことなのか、嘆かわしいことなのか……。

それはさておき、Blenderでモザイクをかけるには一体どうすればいいか。
最初は単純にテクスチャを使えばいいかと考えました。
が、これはダメでした。
ぼかしなら可能ですが、一般的なモザイク処理とは似ても似つかない感じ。
あのギリギリを攻める感(笑)が出ないのです。

どうもモザイクと処理いうのは部分部分を拡大縮小によって作られているみたいですね。
で、調べた結果、解説サイトがあったので流用させて参考にさせて頂きました。
これだけなら講座にする必要はないのですが、一歩踏み込んだ手順を開発……というと大袈裟ですが、試して上手くいったので、そちらも合わせて解説したいと思います。

解説教材として下図のように単純なモデリングを用意しました。
スザンヌだったかな、このお猿さんの目にモザイク処理をかけてみましょう。
Blender70-1.png

やり方としてはNodeを使います。
Nodeの使い方は前に書きましたし、端折ります。
分からない方はウィンドウを分割し、下図のようにチェックして下さい。
Blender70-2.png

いきなり解答をw
下図の通りに設定して下さい。
Blender70-3.png
Scaleの赤枠でモザイクの粗さ、Cropで範囲を決めます。

レンダリングしてみましょう。
Blender70-4.png
上手く行きましたね!
ここまでは、ほぼ解説サイトさんの丸写しです。感謝。

が、このままだとスザンヌを移動した際にモザイクが外れてしまいます。
何だかマスクとか使う複雑なやり方もあるようですが、私はシンプルに行う方法を探しました。

まずは背景とモザイク処理をする対象物とでレイヤーを分けます。
Blender70-5.png

で、+ボタンを押してレイヤーを追加。
それぞれを背景のみ、オブジェクトのみと分けておきます。
Blender70-6.png

モザイク処理の基本はさっきと変わりません。
ただし、範囲は最大化しています。
開始地点のRender Layersを追加し、それぞれに先程作成したレイヤーを追加。
で、背景をZ Combineで合成すると。

簡単に言うと、モザイクの海にスザンヌを沈め、それ以外はありのままを映しているといった感じです。
まあ、小難しいことは考えず、このまま設定すればOKです!
Blender70-7.png

レンダリングしてみます。
背景はそのままでスザンヌ全体にモザイクがかかりました。
Blender70-8.png

ご覧のように回転移動縮小してもモザイクがかかったままです。
Blender70-9.gif
多少おかしく見えますが、モデリングがシンプル過ぎる為だと思います。
後頭部などはつるつるなので、かかっていないように見えてしまうのかと。

しかしながら、1つ問題があります。
例えば……例えばですよ、例えば。
その……人体のある一部分だけをモザイクしたい場合、このやり方ではダメです。
体全体が繋がっているケースだと、レイヤーを分けられないですからね。
無理矢理ぶった切ると、変な影が出たりしますし。

じゃあ、どうすればいいか。
私が考えているのは以下の手順。

1. Cubeなどに割り当てたマテリアルを透明化する
2. 先程の手順に従い、Cubeのあるレイヤー全体をモザイク化
3. 隠したい部分にCubeを重ねる
4. Cubeをボーンに追従

理論上はこれで行けるはず……ですが、やってみないと分かりません。
まだ、動きが要るシーンまでは到達していないので。

いずれ試すことになるのですが、仮にこの方法がダメな場合、一番最初の手順でNode上のモザイク範囲にキーを打って、動きに合わせて手動で移動させるという技があります。
かなりの手間がかかりそうですが、こちらは確実に行けるはずです。

最後に私が制作した画像を公開……といきたいところですが、もはや載せられない代物になってしまいました。
載せようものなら、ブログ閉鎖待ったなし。
どんな画像かは察してやって下され……w

記念すべき? 70回の講座がモザイク関係で恐縮ですが、参考になれば幸いです。
使う人はほとんど居ないでしょうけど……。

それでは。
  1. 2016/10/13(木) 14:23:55|
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不気味の谷を超えた

不気味の谷という言葉があります。
ロボットなどが人間に近付くにつれ、嫌悪感や警戒心を抱いてしまうという意味です。
簡単に言うと、中途半端に似ているので不気味、ということかと思います。

その谷を越えたらどうなるのか。
超えたと言われるCGが話題になっていました。

私もいささかCGを扱います。
「どんなもんじゃい」と鼻息荒く見てみると……。
CG_saya.jpg
「す、すげえずら、たまげたずら……」と、思わず古き良き静岡の言葉が出てしまうほどのインパクト。
いや、もう谷を越えたどころか、遙か上空を舞ってますがなw
この質感、只者ではありません。

この少女、Sayaと言うみたいです。
作ったのは何と夫婦のCGクリエイター。
そう、つまり制作人数は驚愕の2人ということに。

相当凄いレンダリングソフトを使っているのかな、と思ったのですが、地道な手描きで人間らしさを出していったとか。
確かによく見ると、微妙に左右が非対称になったりしていますね。
似ている子を募集したら、居るんじゃないか、と思えるほどリアルです。
熱意と執念の賜物ですね。

もっとも、この質感のレベルはBlenderでは不可能な領域です。
例えば、この靴。
CG_saya2.png
cyclesならいける……いや、それでもここまでは無理でしょう、きっと。
靴下のナチュラル感も素晴らしいです。

こんな感じで筋肉まで意識して作っているとか。
CG_saya3.png
何だか、進撃の巨人みたいに見えますなw
使っているソフト何て言うのかな。
なかなか高そうなソフトですね。
Blenderで左右非対称をやると、ミラーが使えなくなるという欠点がありますが、このソフトなら大丈夫なのかなあ。

このSaya、いずれショートムービーを公開するらしいです。
しかし、このクオリティのものをレンダリングしてムービーにするのは大変ではないでしょうか。
スパコンレベルのPCがないと、何週間、いや何ヶ月間もマシンが唸りっぱなしになりそうです。
視点によってライティングの調整とかも必要でしょうし。

でも、見てみたいですねえ。
この静止画のレベルでレンダリング出来るのであれば、スクエニを超えるやもしれません。
個人クリエイターが圧倒的資金力、技術力を持つ大企業を超える。
何とも夢のある話ではありませんか。

何かこんなのを見てしまうと、自分の作っているCGが物凄くしょぼく見えてきますが、ジャンルが全然違うので気にしないことにしますw
コツコツ頑張ろうっと。
  1. 2016/09/13(火) 20:17:48|
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